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カサンドラ症候群

カサンドラ症候群(しょうこうぐん, Cassandra Affective Disorder)、
カサンドラ情動剥奪障害(-じょうどうはくだつしょうがい,とは、アスペルガー症候群の夫または
妻(あるいはパートナー)と情緒的な相互関係が築けないために配偶者やパートナーに生じる、

身体的・精神的症状を表す言葉である。

 

アスペルガー症候群の伴侶を持った配偶者は、コミュニケーションがうまくいかず、わかって
もらえないことから自信を失ってしまう。
また、世間的には問題なく見えるアスペルガーの伴侶への不満を口にしても、人々から信じて
もらえない。
その葛藤から精神的、身体的苦痛が生じるという※仮説である。
現在のDSM(精神障害の診断と統計マニュアル)その他には※認められていない概念である。
※正式な病名ではない。

 

また、カサンドラ症候群の場合、夫婦間においてどちらか一方が悪く、どちらが正しいか、
という問題ではないことに留意すべき必要がある。
症状としては偏頭痛、体重の増加または減少、自己評価の低下、パニック障害、抑うつ、
無気力などがある。
近年、カサンドラ症候群を訴える者のブログも見られ、アスペルガー症候群の伴侶を持つ者の
二次障害として問題となっている。
パートナーが(診断の有無にかかわらず)アスペルガー症候群の兆候を示すカップルは、日常生活に
おいてさまざまな問題にぶつかる。
そんな人々を支援するための書籍やカウンセリングがますます必要とされ、夫婦間のケアの重要性が
指摘されている。


夫との情緒的交流がうまくいかない妻は、何が何だか理由はわからないけれど苦しい、周囲は
苦しんでいることを理解してくれないという二重の苦しみの状態にある。
本人が問題の本質がわからないこと、周囲が問題の存在さえ理解してくれないこと、この二つの
要素が現在のカサンドラを巡る問題の本質になっている。

BY:wekipedia

 

心療内科の実態