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クランボルツ理論は役に立つか

キャリヤーコンサルタントは、更新研修で、こむつかしい理論を習って体裁を保っていますが、

肝心で基本的に求められる能力、相談者が職業的にどういう立場に置かれて、今後どうすればよいかという事については答えられません。

 

クランボルツ理論について

職務能力は計画されて得られるよりも偶然性を生かすべきだというのがクランボルツ(人名)理論ですが、彼の主張する冒険心、好奇心、持続性、柔軟性、楽観性というバラバラな要素には、矛盾があります。

この平坦な情熱を感じさせない表現に意味付けをすると、冒険心は前向きな衝動性、好奇心は興味

と関心、持続性は、たゆまない探究心、柔軟性は、先見性、楽観性は、積み上げた自信。

さらに情報収集能力や判断力、「勘」が大切で一番重要なのは「統合性」です

何を経験しても最終的には一つにまとまっていくという経験でなくては単にチャンスを拡大していくという生き方では経験の積み上げができません。

すそ野の広い富士山の頂上を目指していく事です。

この理論の提唱者は1928年10月21日生まれ、彼には、散漫性や気まぐれがあり安易に彼の理論を

鵜呑みにすべきではありません。

国家資格ならこれくらいの読み取りができなくてはいけないはずですが...

 

私の職種経験は180度変遷してきましたが、統合性は揺らいでいません。

職務経験を増やす段階で予測しない偶然性によるチャンスというものはありますが、本質は単なる

偶然ではなく自分から潜在的に求めていった結果としてチャンスに遭遇するというのが本当の所で、ただチャンスに乗っかっても、それに対応できる能力、資質の積み上げがなければ無意味なものになります。

こういう役にも立たない幼稚な理論を鵜呑みにして中学校で話している者がいます。