古いカウンセラーは、傾聴が全てです、傾聴=カウンセリングと誤解
してる者もいます。
はっきり言えば、傾聴しか知らないという人物もいますが、
この者のやり方は、応接セットのあるようなセッチングで
現実にはホテルのロビーでカウンセリングをしています。
これでは傾聴はできません。相談者は声が小さいからです。
対面の接近状態は、小さなテーブルを囲んで、顔を交互にずらした状態でできるだき可能な限り
接近というのが基本でカウンセリング協会にあるカウセリングルームの様な応接セットスタイルではありません。
この講座のメイン講師、協会の顧問の大学院教授は、「傾聴は手段にしか過ぎない」と、
はっきり言っていました。
必要な事は熱心に聞き出します耳をそばだてて、しかし傾聴は全てではありません。
傾聴ではなくこちらから積極的に質問をします。
カウンセリングでは傾聴法は教えますが相談者が、まともに話さない事の対応は教えません。
相談者は、相談に来たのでこちらの話をまともに聞くという前提は、必ずしもではありません。
自己否定、他人否定のタイプの場合は、対話分析でいう「交差交流」になります。
つまり、話のキャッチボールができません。
アドバイスに対してはことごとく反論します。
これは「防衛機制」という反応の仕方です。
この反応を読み取りながらでないと話は進みません。
こういう場合は相談者のいいたいことをニコニコを聞き流していると
「何か言いたい事がありますか?」と言ってくるので、そこで
初めて発言ができます。
本人が言った事は「息子がお母さんは話をかぶせてくる」と、
また人と会話をした方がいいでしょうか?
つまり通常会話の練習ができてなくて言いたい事がたまっている状態です。
まずはアドバイスはそこからのスタートになります。