占術カウンセリングの目指す事

問題提起!
巷の占いは、古典継承や、ロマン、神秘性、幻想優先で実用性の高い確率の高い占法があるにもかかわらず、現状維持優先で役に立つ方法が普及していないのが実情です。

 

同じく、心理カウンセリングの講座も、実践的な教育がなされておらず、

資格商法がまかり通っています、問題は、当事者に自覚がないことです。

 

エリクソンの考え方

有名な米国の精神科医のミルトン H エリクソンは、

利用できる物は、なんでも利用する(ユーティライゼーション)

臨機応変・変化自在を旨とした。

:有名な日本の大学の先生が不登校の子がいる両親に課したことは

毎晩「悪霊退散」を唱えること。

論文になっている有名な話です。

 

目的
1,占法として役に立つ方法を普及させる事。
2,心理カウセリングを時間と費用のかかる方法から、問題解決を早くする方法へと心理学に限定しないで他の技術も併用し解決領域を現実対応型に、拡大進化させる事。

 

なぜ占術と表現するか?  

占いは、複数の方法で鑑定することで精度を高めることができます。

それを総称するため。 

命、相、占(卜)の3種類がそろうのが理想的といわれています。
命(生年月日)は、短期、長期を具体的な「時間軸」時系列的変化が観れます。
相(人(顔)相、手相、家相、印相等)「現状」から観れますが、

現時点が中心で、深みがありません。
占(卜)(タロット、易占など)直前の判断に使えるは短期的で、

占者によりバラツキがあります。 

 

私の占法では、易を偶然性でなく計算で割り出す方法を開発しています。
 
単一の方法を売り物にしている占い師は、限界がある為、

オ-バ-な売り込みをしています。  

一占いの限界 

(24種類の占いの限界を書いています)

 

占いの実態は、一つの方法である程度は、観れますが、限界があるというのが、業界の 実情です。

占者の得意な個々の方法のままで観るのでなく確率の高い占法にまとめる事が必要です。

 

占術というより

「運命、心理カウンセリング」というべきかもと考えますが占術がイメージに合います。

 

なぜカウンセリングと一体化させるか?
日本でも心と問題意識、能力のある

占い師は、カウンセリングに興味をもっています。

 

心理学の手法を、心理解説では得られない領域まで体系化している占い師もいます、それを医者が使っています。 
心理と両刀使える者は少ないですが、カウンセラーの中に、占いに興味をもつ者は必ずいます。
アメリカでは、カウンセラ-が東洋の占いに興味をもっています。
 
心理学者のユングは易の実証性に着目、東洋最大の哲学と称しました。

アメリカの成功哲学のマーフィーも易の本を出しています。

 

現代の心理学は歴史が浅くて100年。心理学の視点だけでなく,

他の領域も視野に入れて  学ばなければならないといわれています。

社会学、精神医学、大脳生理学なども若い学問で、人間理解をする為には、

領域を越えた方法が求められる。

(プレジデント社「人間この未知なもの」の巻頭言)

多面的アプ-チによる人間理解技術の必要性があります。

 

ある心理学者は、著書の中で、初期の未熟な段階の占いを槍玉にあげ、

過去の性格心理学理論を否定し、分析の枠組みが少し整ったが実用性はない

と言う結論を出しています。

客観性を欠いた偏りのある素人判断です。
 

カウンセリングは心理的アプロ-チのみでは限界があり心理学は万能ではなく病院での実態は!
病気かどうかの見極め、病気ならば、精神科に送る、この仕分け作業を6分間で診断して、

午前中3時間で、47人分稼いでいる医者もいます。

あとは、未熟なスタッフに任せ、時間をかけて、じっくりとつきあい、

 

自然回復を待って数ヵ月かける、それが儲けになるというわけです。
回復効果が、カウンセリングによるものか?自然回復か?の議論があります。
 
一方、最近のカウセリングは、行動療法、問題解決型アプロ-チ、

短期カウセリング等、問題解決中心の短期な方法が注目されています。

療法は400種類あると言われています

 

米国ではカウセリング回数5回以上は裁判、日本は数ヵ月。


5回面接では、相談者の自尊感情、効力感が一番高まりやすい特徴がありますが、

5回以上は効果がゼロ近くなります。

 

中身はわかりませんが東京では1時間2~3万円で短期解決を売り物にしているところもあります。

大阪では無資格者が3万近くで宣伝してる者もいます。

最近、月に100万稼ぐカウンセラーは、チケット販売で数回分をまとめて支払わせています。

つまり、一度では良くならないから数回に分けてフォローしましょう。

というのが売り文句で、依存心を高めています。

 

良くする事より商売が先行して、だれでも稼げると宣伝しています。

が、主催種は参加者のモチベーションを維持することもできません。

 

なぜ占いと、くっつけるか、相手の人生、心理状態と原因を1分半で見抜けられ解決の方法を早く

見出せるからです。

相談者は、心理相談と人生相談を区別しません、ひたすら解決のみを求めています。

 

カウンセリングでは心理的解決のみですが占いでは実態を解決できます。

例えば、相談者は親に捨てられて名前も生まれもわからない、いつ生まれたか知りたいを、占いで解明しました。

(相談者はあらゆる方法を試したが、答えは得られなかった)。
心理学では対応できないことは、沢山あります。

 

カウセリングの講座は、役に立つか?
カウセリングの講座は、主催団体により、内容は様々、どの講座にも共通するのは傾聴法、

受容、共感が中心で、アドバイスはしてはいけない。

依頼者の心の安定化と気づきを引き出すのが目的、しかも質問は控えるというのが主流。

裏返せば学卒のカウンセラ-では学識経験しかなく(学識経験しかない教授や、医者もいます)、人生経験も説得技術もない、人生に未熟なカウンセラ-に対応させるには、この方法しかない、これがカウンセリングです。

 

カウンセリングの講座にも流派があり、必ず役に立つ方法を教えているわけではありません。

派閥の規制があり大学でも自由に勉強を選択できない。

 

心理そのものが発展過程にあり古い学者が指揮している所は、時代遅れになっていますが、

素人には、わかりません。

まして、新聞社が絡んでいたりすると、そのまま信じます。

この講座は、役に立てない生徒を沢山生み出し閉鎖しました。

 

講座は「人を理解する技術」については、教えていないのが特徴。

それらしきものはあっても、どれがどれだけ役に立つかはわかりません。

 

実務についているスタッフの講義を聞いても、講習会や、研究会に参加している有資格者の実態を見ても資格者のレベルは低いのが現状です。

教科書は、心理学の歴史や、古い理論しか取り上げません。

 

有識者に聞くと、ベテランは、質問する事により問題点を引き出すといいます。

また、相談内容を 聞いただけでその人について状況を、即、把握できます。

ただ聞くだけでなく、質問の一言が決め手になりますが、講座で、

 

相談者を見抜く方法については、知らないのか、秘密なのか?質問しても一言も答えません

ただ無言のままです。

 

傾聴、共感レベルのカウンセラーには、その技術はありません。

その必要性すらわかっていません。

 

また、傾聴、共感がすべてではないと言われても脱しきれません。

また、学者、権威者だからベテランではなくこの業界も、実力の世界です。

学者、権威者の間違い事例もあります。

日本で一番有名な心理カウンセラーは文章がうまく本が売れているのみという実態もあります。

 

占術カウセリングの具体的イメ-ジ
 ※「占い」(人生の抱える問題、性格を、即座に分析)+「人間理解技術」

でさらに詳細に知る+「カウセリングの心理技法」を合わせて、

対応策と自律化の方向性を見出す。
わかりやすく言えば、技術、強化して人生相談的要素も加味する。

 

占いの中心的役割
 予測できない事を即知る事で悩みの本質が分かり問題解決の糸口、方向性を短時間に判断できる。

 

「カウンセリング」
「多面的人間理解技術」+「心理分析」をする事で、心の問題まで入ることができ、

占いの鑑定内容を補足、補充できる。

ただし、現状のカウンセラーで、どこまで前提の技術があるかは、疑問です。  

 

※問題解決     

現実の問題に対処する為のアドバイスをする専門的な機関を紹介する事で、解決できます。

 

カウンセリングの要点である、相談者の気づきについては、占いで問題の原因を解説すれば、

早く気づきを勧める事ができます。
カウンセリングの客は、心理上の病的な傾向をもつ者が来ますが、

 

占いの場合は来ても軽症で、 病的な者は、ほとんど来ません、

自分で告白するので問題ないです。

(予備知識は必要)。 

カウンセリングの初期は、信頼関係を得る事と悩みに対して心理的な受容をする事に時間をかけます、その目的は、相談者の発言を得るためですが、

 

「受容」「共感」しか知らない、古典的なカウンセラーは何を受容、共感すべきか、

その目的は何か、何を聞き出せばよいかを知りません。

 

要は、相談者のかかえる問題をすぐに理解して、原因、背景を指摘すれば、

時間をかけなくとも、相談者は即、心を開き、悲しみも早く軽減できます、

れが占いを活用するメリットです。

 

例えば、キャリヤ-コンサルタントは、相談者が現実に職業不安定状態である等は、想像もつきませんが、占いでは、即理解でき、具体的にアドバイスできます。

 

カウンセリングと占いの違い