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2種類の共感

共感には2種類あります。

---カウンセリングの「共感」とは、どちらを表すのでしょう?---

日本語で使う「共感」の意味は同じです。

経験30年の臨床心理士は、「共感したくない」と言っています。

カウンセリングの講座では詳しくは教えません。

 

「シンパシー(sympathy)」とは

他人に対し「可哀そう」と思う自然な感情

「感情共有」(同等な意味)
「共感」「同情」「共鳴」「気の毒に思う」「思いやり」「お悔やみ」

「追悼の気持ち」
sympathyは「syn(一緒に)」と「pathos(苦痛)」

 

「エンパシー(empathy)」とは

自分とは異なる相手に対し、「その人の立場に立ったらどういう感情だろうか」と努力する知的な努力。

「他者の靴を履く」注意しないと、強者に巻き込まれる。

「共感力」「感情移入」「共感が芽生える」「共感が湧く」
(積極的な意味)「同情」の気持ちは含まれない。
(「哲学」「心理学」「美術学」でも用いられる)
エンパシー能力の非常に高い人をエンパスと言います。
他人とかかわる時の一般的共感とは違いエンパスの人は非常に細やかで繊細な感性を持っているため、
人の痛みや感情がまるで自分のことのようにわかってしまいます。

 

エンパシー能力の診断チェック
エンパスの人は、他人からの影響を過敏に受けてしまうため、
人ごみの中にいると疲れたり、気分が落ち込んだりしてしまいがちです。

自分の思っていることをなかなか言い出せない。
病気や具合の悪い人のそばにいると、同じように具合が悪くなる、あるいは痛みを感じてしまう。
自分だけではなく、他人に対しても過敏である。
魅力的な人に会うと、その人になりたいと思う。
「あなたは誰よりも私のことをわかってくれる」と言われるとうれしい。
恋をすると、恋人の目を通じて、また違った世界を見ることができる。
人と話をすると、その人が何を考えているのかがわかってしまう。
その場の雰囲気に流されやすい。
この中の一つでも思い当たる事があれば、あなたにはエンパシー能力が備わっている可能性が高いと言えます。

自分にエンパシー能力があるという自覚がない場合(未熟なエンパス)、絶えず周囲の人からの影響を
ダイレクトに受けてしまいます。
特に怒りや悲しみなど負の影響を受けやすいため、気分が悪くなったり、落ち込んだりすることになってしまいます。
自分がどのタイプのエンパシー能力者なのかを理解し、その能力をコントロールしていく必要があります。

 

エンパシー能力者の6つのタイプ

(1)身体合一型
相手の身体に起きていることと、同じ症状を感じてしまう。
このタイプは、例えば、頭痛がする人が近くにいると、同じように頭痛を感じてしまいます。
(2)身体直感型
相手の身体で何が起きているのかが直感的にわかってしまう。
本人が具合の悪い素振りをしていなくても、あるいは、自覚していなくてもわかってしまいます
(3)感情合一型
相手の感情を、まるで自分のことのように感じる。
自分が意識していなくても相手の感情を同じように感じ取ってしまいます。
(4)感情直感型
相手の感情が直感的にわかってしまう。
このタイプは、相手の話すスピード、あるいは、ちょっとした声の調子や顔の表情の変化で、
相手が何を考えているかがわかってしまいます。

※(5)知的自己変容型
人の思考プロセスを自分のものとして体験する。
このタイプは、知的な人といると強く反応が出ます。
また、数学やコンピューターなど専門性のあるものが好きです。

※(6)霊的合一型
人の内面をそのまま体験できる。
天界や過去の偉人達とチャネリングをすることもできます。
上記の基本の6つの能力以外に、

動物と一体化できる動物エンパシー、
植物と一体化できるガーデニング・エンパシー、
鉱物の世界と一体化できるクリスタルエンパシーなどがあります。

補足:こういう能力がない場合にどうすればよいか?が課題
カウンセラーや問題解決型の占い師が養うべき現実的課題とは
「相手の様々な状況を即時に理解できること」
その為には?単なる同情や、感情移入では役に立ちません。

予測能力をいかに養うかです。

 

エンパシー能力の注意点と正しい使い方
エンパシー能力は、素晴らしい能力です。
しかしながら、その能力に振り回される人も少なくありません。
.エンパシーのスイッチをオン/オフすることがとても大切。

エンパシーをオフにするためには、自分の意識を内側に向ける訓練をします。
その訓練の一つとして、アファーメーション(自分自身に対する肯定的な宣言のこと)
を行う、あるいは、自分の好きなものに意識をフォーカスするという方法もあります。

 

上手にスイッチをオフすることができるようになれば、必要な時にスイッチをオンにして、自身と他人との
境界を保ちながらも、カウンセラーやヒーラーなどの良き相談者として
活躍することができるようになります。

 

他者の気持ちになる場合、肝心な自己が脆弱な場合にエンパシーをはたらかせると他人に取り込まれる危険性がある。

「傾聴や共感」に価値を置きたがる人は,,

「他人の靴を履く」危険性を認識しておかなくてはならない。

 

人を救いたがる心理①②