ある心理カウンセラー養成講座内容を紹介します。
以下の内容でカウンセラーの仕事ができますか?
勿論できません。
1回目 カウンセリングの基礎① カウンセリングの効果・傾聴・共感・関係性の構築・動機づけ、概論です。
実践を繰り返さないと理論だけでは、役に立ちません。
以上の内容では、相談者の問題解決には至りません。
2回目 カウンセリングの基礎② 面接技法・心理アセスメントなどカウンセリングの進め方を学習。
面接技法といっても実践論ではなく、単なる理論です。
心理アセスメントは実施は使いません、後述。
3回目 発達心理学① 代表的なピアジェ・エリクソン・フロイトなどの発達理論
発達心理学は内容がなく、現実的にはたいして意味がありません。
これは大学院の教授が言ったことです。
要は理論の概要をなぞるだけで、どう生かすかは簡単ではありません。
4回目 発達心理学② 発達過程において何が重要なのか、どのような特徴があるのか。(新生児期~青年期)
相談者の成育歴をづ読み取るかがなければ単なる空論です。
5回目 発達心理学③ 発達過程において何が重要なのか、どのような特徴があるのか。(成人期=老年期)
この程度の行動パターンで人の行動が読み取れれば苦労はありません。
6回目 社会心理学 人間の行動パターンに秘められる心理状態。社会実験から見られる行動意識。
記憶のメカニズムは、お飾りで、必要のない理論です。
7回目 認知心理学 思考の特徴と記憶のメカニズムについて認知の仕組みを学習。
上手な覚え方の仕組みがわかる。
単なる病気の一般論で理論の概要で、カウンセラーが治せるものでもありません。
8回目 心の病気への理解と改善 PTSD(トラウマ)、うつ病・躁病、依存・
共依存の理解と対処法。
一般教養の範囲です。対処法とは書いてありますが,,,
トラウマから離脱する方法わかりますか?
うつ病の乗り越え方はわかりますか?
教えません。
9回目 高齢化社会を考える 老後に潜む問題。老後の健康的な生き方を学習。健康寿命を延ばす秘訣。
一般論です。
10回目 よく使う心理療法・ 来談者中心療法・ゲシュタルト療法・論理療法・行動療法を学習しものの見方、
考え方を変える。
療法の羅列で、学者名と、理論の概要を知るだけで終わりです。
これらを使いこなせるという事は大変なことです。
初級、上級ともに必須の理論が完全に欠落しています。
⇒来談者中心療法・論理療法を全く知らなくても関係ありません。
11回目 認知行動療法① 認知行動療法の役割。暴露療法・認知再構成法。
12回目 認知行動療法② 認知行動療法によるアプローチ手法。
ロールプレイングによる実戦練習。
わずかなロールプレーで実践に対応はできません。
200以上の事例を経験しないと実践で役に立ちません。
受講回数 受講料
全12回(1回 3時間) 一括払い 180,000円(税別)
あるカウンセリングをやっている病院の院長が言いました、
この程度の知識で実際の仕事ができるかどうか?
履歴書をもって面接に行ってみなさい。!
⇒心理カウンセリング講座の実態⑧未リンク編集中