エゴグラム実践論②

やり取り分析から

人間関係講座で愛想よくしましょう。

仲良くしましょう。

肯定的に考えましょうと言う内容は偽物の講座です。

ほとんどの人間関係は交差交流です。

(すれ違いの交流)

(交流分析の対話分析参照、特に取り上げていません)

または交流なし。

ストローク参照

1口で言えば性格の違い、これが大半です。

この視点おわからない人が大半です。

性格分析なくして(詳しく言えば禁止令も含む)適切な対処法は分かりません。

交流分析でエゴグラム分析の結果が分からずにどの様に相手の性格を把握しますか?

相手がCを望んでいて、こちらがCが弱い場合どうすればいいですか?

ないのをどのように増やすかとの方法の解説も必要です。

 

特にパワハラ、いじめは故意の交差交流、これにどう対処したらいいでしょう?

「示唆交流」と言う考え方が抜けています。

(私の造語:相手に指図する交流)

特に16歳から18歳歳の子供は、親からの示唆的な言葉により暴力や虐待に匹敵するダメージを受けます。

相補交流(お互いが補う交流)をAで対応する考え方は理想すぎて現実的ではありません。

スルーするか、Cで対応(泣きわめくか大声を出す) 、CPでやり返すか威嚇する。

Aの対応は、録音しておいて後で弁護士に相談するとか、社長にリークするなど。

この事で問題の男を追い出した例を知っています。

日常的にはスルーする。

 

中には仲間の会話の中に入りたくなくて交流拒否の人もいて、必ず交流するわけではありません。

この場合の対処法は、3つのパタ一ンだけでは解決しません。

 (相補交流、交差交流、裏面交流)

子供に対する親の対応はCC、イクメンと言ったって男がCで対応していたら男でなく

なってしまいます。

オキシトシンが発生するだけでも変な感覚になります。

 

いきなりACPで対応すると後で問題を起こします。

牧師、教師、医者、弁護士の子供に問題が多いのは、このパターンです。

ただし、子供が大きくなって友達関係のような状態では子供は育ちません。

例:親娘、親息子、相互依存また交流そのものがないために起こる問題はたくさんあります。

交流があるものとの前提で教えるのは間違いです。

 

野球の栗山監督は、歯がゆい思いをしても、絶対声を荒げることがなく直接指導する事なく必ずコーチに

任せます。

 

優秀な経営者や指導者は、CPAが高くても必ずFC(フランク)の潤滑油を持っています。

優秀な経営者は部下を責めず、スランプの時には休ませます。

雑談がある会社の業績が良いと言うのはこのFCを表しています。

 

裏面交流(隠れた意図がある交流)を重ねると、やがて、

「シャド一の肩代わり」になります。

足りないものが、あるかないかをしっかり考えてください。

カウンセラー対象の講座ならば、クライアントにどのような「交流のステップ」を踏むかを教えるべきです。

 

エゴグラム実践論③