助けたがる心理の補足です。
助けたい心理とは、
「苦労して自立しなくていいよ、簡単に助かる方法があるから」という思想です。
日本人の精神構造を表したのは「甘えの構造」(土居博士)
プロのカウンセリング講座に行くと知っていることを前提に話をされます。
以下著作より
親子間の甘え、憎しみは日本人独特のもの「子供が甘える」と言う事を英語では表現することができません。
アメリカ人に招待されると
”Please help yourself “と言われる。
本来は、「どうぞご自由に」と言う意味ですが、直訳すると「あなたで勝手にしなさい」と、
日本人が聞くと違和感があります。
アメリカ人は自律性を好みます。
ここに文化の違いがあります。
日本人は、映画やドラマで、親子間の情愛(甘えの関係)は描くが、独立した関係は個人としては描きません。
女性は「人を救いたい」人が多く客観的な判断ができません。
本質は、救いたいのであって救う事ではありません。
例えば、結婚式が数日違っていたら離婚しないとか、こうすればうまくいくとかという安易な考えばかりです。
本当に救うのなら正確な判断が必要です。
その場だけが良ければいいという母性型の救済は、相手の自律性を奪うことで
「迫害者」(カープマンの三角形参照)になります。
依存性を高めた結果、自分が「被害者」になります。
⇒人を救いたがる心理④