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交流分析の中の一技法、エゴグラム(自我分析表)
自我(自分を統合するもの)
わがままとは違います。
「エゴグラム分析」で診断しますが、T大学が関係している方法は、推薦できません。
ネットで無料で行えますが、
疑似エゴグラムに注意。
「エゴグラムで性格を知る本」の著者、
福島寛氏は、占い師です。
最近、200万人以上が見たという、この人のエゴグラム診断のHPが見れなくなりました。
心理学者では、こんなに詳しく書いた本はありません。
この人の本をカウンセリング専門の医者が持っていました。
一人の人間の中に5つの(大まかに)性格的要素があるという考え方、
この強弱で、行動を予測したり問題を発見する。
個人だけでなく組織やグループの性質も見れます。
分析要素が大まかに5+1種類あります。(+1は学会の事情です)
全体が弱いのは、活力に問題。
高いほど良いですがACは、少し低くても、さほど問題はなしです。
弱いと逆の意味になります。
Pは、親心を表す(2種類)
Aは、大人的な理性を表す。
Cは、子供的な要因を表す。Cには幼稚さや創造性、従属性が関係します。
これ等の意味にとらわれないこと。
エゴグラの考え方は、最初、すぐには理解できにくい面があります。
CP:高い:厳格、規則を厳守、
正否に関係なく、あるべき論の考え方が強く、他人を縛る。
攻撃的な者、口やかましい親、教師、上役、亭主、警官、看守、
自殺者(CPが高い場合)
低い:ルーズ 、いい加減。
NP:人に対し優しく世話好き、保護的、過保護的になりやすい。殉教者、
低い:冷淡
A:高い:論理的、理性的な判断、
論理中心的になりやすい。科学者、
冷たいタイプ、
低い:理性的でない、判断力が低い。
FC:高い:創造的、天真爛漫、自由奔放性、活力に関係する。
逸脱行為に注意。芸術家、
低い:萎縮,
AC:親の影響で従属的な自分を抑えた状態、内面に反逆心理を内包。
働き者、詐欺の被害者、恋愛下手、
低い:傍若無人、 高い:従順、
いい子、他人の評価を気にする
LP⇒小教授大人びた、おませの子供
RC:表面的な反抗(+1の要素)
最近になって「反抗のチャイルド RC」を1つの自我状態として扱う理論が中心的になり始めていますが、ほとんどの研究家がRCを矛盾を感じながら無視している事は、交流分析の発展にとっては、大変、大きな問題で発展の妨げだと言えます。
★代表的な7つのパターンの特徴
①W型:人には好かれない苦労人。DVやパワハラの加害者側
②M型:人のいいハチャメチャな自由人。
③N型:人の為には尽くすが、面白みがない。厳しさがなく従属的でパワハラの被害者
④逆N型:面白いが厳しく、優しさはなく、自由奔放プレボーイタイプ
⑤へ型:理性が勝ちすぎてその他がダメ、すべてを理屈で判断する。頭でっかちタイプ。
⑥V型:理性が埋没して人生思うようにならない
⑦右下がり型:自分の世界観で動く
250種近く分類したものもありますが、心理学者はここまでの分類はしていません。
全体のバランスが大事、強さが偏ったり、低い部分に欠陥が出やすい。
心理カウンセリング研究会で一番よく取り上げられた心理手法。
心理カウンセラーの必須科目になっています。
診断しても本人の潜在心理が働いていると事実と違う場合があり、
このタイプは診断以前の性格を見ればわかります。他者評価が必要。
エゴグラムもどれか一冊の本を読めばわかるようなものではありません。
これは何の勉強でもありうる事です。奥は深いです。
禁止令、人生脚本に関係します。
親からの影響がエゴグラムを形成します、遺伝的な要素もあります。
家系的な家族関係も関係します。
心理分析ですが運命的な見方もできます。
これらは占いで、即観れます。
エゴグラムの視点を持っているか、いないかは鑑定技量に関係してきます。
家族関係の影響も、こういう点は心理手法より簡便です。
以上、こんなに簡潔に書いたものはないと思います。
例:お笑い芸人に多いタイプ
エゴグラムでAが低い場合は、M型といいますかNPとFCが高いので何度失敗しようが
ちょっとした思いつきで物事を行うので失敗もしますが、明るく朗らかで屈託無いので周囲の人々になんと言われようとあまり気にかけず、ACが低いため、次からもいい加減なことをやります。
下に参考書籍の紹介
N型
N型の解説:赤線のみの説明をします。
CPが低い:厳しさがない、
NPが高い:優しく、つまりは甘い。
FCが低く:工夫力がなく、面白みがない。
ACが高い:従順、考え方は固く柔軟性に欠ける。
点線のタイプは、理屈が正しいという事が中心。
エゴグラムに関する書籍。カウンセリングの本は大学講師が使っています。
初心者には、難解です。
※初心者にお勧めは「こんな子供に誰がした」