「人間関係をよくする方法」の是非
いつもライブでN心理カウンセラーが様々なことを話していますが、今回は人間関係、
「これだけ実行すれば人間関係はうまくいく」果たして?
人はコントロールされることを嫌う(心理的リアクタンス)従ってコントロールすること、
例えば、
批判する、文句を言う、攻める、説教する、脅す、交換条件を出す、
でなくて、
よく話を聞く、支援をする、励ます、尊敬する、受容する、スルーしあっている事をよく話あう、
に変えると、関係が良くなる。
(選択理論)
さらに「嬉しいこと、辛かったこと」の共感関係を作り、
インナーチャイルド(大人でも持っている内なる子供の感情)を満足させる(癒す)
(以上の条件は家庭内で心する人達なら可能性はありますが、)
以上の条件さえできれば、発達障害以外は、誰とでも人間関係が良くなると言う話です。
(発達障害者の場合は、相手に悪気はないので、こちらが理解し対応すればいいことですが、
発達障害の人に対して失礼です)
ただし、片方が努力して3、4ヶ月かかる場合もあるが、努力すれば必ず良くなる。
と言っていますが、
身内の関係で、2人が努力できるならば(できたら理論で、かなり無理があります)
できたと仮定すれば、よくなるでしょうが、
ただし、職場等の他人関係において、果たして同僚、上司関係で平等な関係で、
このやりとりが成立するでしょうか?→できません。
人それぞれ性格の悪い癖(感情的、
短気、強気、意地悪な性格、抵抗心理など)を持っている人や、
上下関係があります。
まず、ゆっくり話す場も時間もなく、教育もしていません。できません。
多くの場合、部下同士の人間関係の問題は、上司に伝わっていませんし、
伝えても理解しません。
これらの対処法を知っておかなければ、人間関係を乗り越えることはできません。
すなわち「心理学的理想論」で実践論、実態論が大きく欠けています。
この人は、いつも実践論がな「いパターンです。
素直で純真な相談者ならばいいでしょうが、
こういう実践論からかけ離れた人が、心理カウンセラーをやっています。
欠けているのは、人それぞれの性格、潜在心理の読み取り、これができません。
(心理カウンセラーの最大欠点)
新刊「何回説明しても伝わらないは、なぜ起こるのか?」には、
変えるべきは「言い方」ではなく、相手の心の読み方。
失敗や間違いを認められない理由は?
理解したからこそ間違えるのは、なぜ?
を書いています。