他人の心理を扱うことで最も基本となる条件は、
相談を受ける側の対人能力、コミュニケーション力です。
有資格者を見ると、苦手そうな人が目立ちます。
これらの人を見て唖然として勉強会に来なくなる人が沢山います。
「コンセプチュアル」(conceputual)
物事を、どのように考えたらよいかという意味です。
私が経営コンサルタント会社に入った時に最初に教えられたことは、
「How to 」を教えるのでなく「How to think 」を教えるという事でした。
私がよく使うのは視点移動、視点転換です、
大局的か、分析的か、直観か、論理的か長期か、短期かなど、
柔軟な考え方をすることで、本質をつかもうとする考え方です。
課題,質問をもって常に探求、探索をし続ける姿勢。
「教科書的な発想」しかできない人には、できません。
特に「資格志向」の人、
「古典崇拝」の人には一番苦手なことです。
視点を変えたり、焦点をずらしたり、文脈を変えたり、価値観や、意味付けを
かえたりすることで、
その人の生き方の価値観を意義あるものに変換するための、思考法です。
心理学では「reflame」といっています。
これを行う事で、あっという間にその人の悩みを価値あることに変換できます。
相談者の顔がほころぶ瞬間が得られれば、ひとまず成功です。
占いの技術も、道具のようなもの、思考法の転換が本命です。
しかし、心理学も、カウンセリングも占いもこの点をおろそかにしています。
参考文献によると、このpowerfulな方法をcounselingの授業で教えているところが
日本や、americaにも皆無だとか。