家族療法で使う手法の解説ですが、
ほかに評価手法を持たないので、仕方なく使っている方法で、
手法を持っていれば、まったく、必要ありません!
必要ないというより完全な時間のロスです
まず、この方法の協力を得ることは非現実的で、間尺に合いません。
といっても公務員の人たちなどACの高い人は、正規の?手法以外はタブーではないか!
と考える人が多くいますが、こういう人はカウンセラーには向きません。
相談者は、人生の多様な課題を持ってきます。
考え方に柔軟性のない堅物、世間の規範から抜けきれない人は、対処できません。
まず、人生の多様な課題がどんなものか、世間知らずでは、想像もつきません。
カウンセリングの課題が、不安や、ストレス、ウツなど、こういううたぐいのものという理解程度では
相談者の抱える問題を理解できません。
実際の問題は家族内だけで限定できるものでもありません。
それ以外の人を何をもってどう評価、分析するか?単純な家族療法ではできません。
大学の心理しか扱えないところでは家族療法は、もてあそぶには格好のネタです。
私の方法なら、即断即決60分もあれば、方向性は明確に見えてきます。
ラポールがあれば十分です。
ジョイニングとラポール
ジョイニングとは、波長合わせ、仲間入りなどといわれます。
クライエントや家族全体の仲間に入れてもらう作業です。
支援する者とされる者の信頼関係で情報収集しようという事です。
トラッキング(クライエントの話に合わせる)、
アコモデーション(家族のコミュニケーションのパターンに合わせる)、
マイム(クライエントの動きに合わせる)など
しかし、実際に行ってみると難しいものです。
ジョイニングとは、カウンセラーが家族というシステムへメンバーとして加わることです。
家族と信頼関係を築き、一緒に治療を目指します。
カウンセラーが家族の「仲間入り」をし、家族のサブメンバーとなるのです。
ジョイニングには「伴走」「調節」「模倣」という3つの技法があります。
伴走:コミュニケーションの流れにカウンセラーがついていくこと
調節:カウンセラーの言葉遣いや行動などを家族の交流の中に適応させること
模倣:家族のコミュニケーションやしぐさ、表情などを観察しそれに合わせること
家族の普段のコミュニケーションを観察し、その流れに合わせていきます。
治療といっても、時間のかかる作業で、信頼関係といっても家族の一員になるという
的確な手法を持たないと、こういう非現実的で、原始的な方法に頼るということです。
でも私の見方を書いたページよりこのぺージの方が見られています。