10万円もするセミナーの実態です。
講師は、某有名講師です。
内容の中で取り上げたのは、現実に摂食障害を乗り越えた女性の話ですが…
相談者の悩みは、カウンセリングの仕事をしているけど知識、経験も不十分であると言う事、
「何をやっても中途半端」と訴えていますが、講師であるカウンセラー役が何回聞いても具体的には言いません。
結局、カウンセラー役は、このこと(主訴)に関して何も方向付けはしませんでした。
カウンセラー役は、話を聞いただけ、相談者は、同じことを3回も繰り返していますが、
ただ「それで、どうしたの ?」と言う程度の受け答えしかしません。
最終的には声を出して泣くことですっきりしたみたいです。
結局「がんばります」で終わっただけです。
こういうセミナーに参加するとワークショップなので人前であるし、講座に協力しなければという
潜在意識が働いて、協力的になります。
つまり「セミナーのテーブル」に乗ったという事です。
その場に参加した人は「泣きの場面」で、感動したと言う程度の反応で、みんな意識レベルが低すぎると私は感じました。
こういう事で感動するのは単なる素人、相談者は悲しいから泣くのでなくて、単なる感情放出です。
これがわからなければカウンセラーは務まりません。
問題は、最初の相談である「何をやっても中途半端である」と言う事は、何も解決していません。
私が参考になったのは、相談者が摂食障害を止めれたときの理由、摂食障害は、自分に対するブレーキ、結果、自分いじめ。
相談者が抑制していた事を放った時によくなっています。
でも、この視点に気づいた者は、1人もいません。
カウンセラー役の講師も何も言いません。
大事なことについて何も言わない。ということは、講師としてセミナーの専売特許を持っているだけで、
それ以外の能力はないということです。
この相談者は、摂食障害の経験が10年もあり、様々なセラピーを受けた経験があるのにもかかわらず、これからは「ダイエットの仕事」をしたいと言っています。
結局、
また中途半端になる可能性は大です。
東京で高い受講料払って中身は、こんなものです。
講師の解説も中途半端で、参加者の質問に不十分な答えしかしていません。
東京だから、こんな講座でも人が集まるというだけで、レベルが高いと言う事は決してありません!
私のこれまでの経験からも明確です。