交流について、相補交流にすれば物事が解決?
交流の種類を分析すればそれで終わり?
そんな単純なものではありません。
親と子供の交流の中で子供のためと思っている母親、実はNP(母性的)が低く、子供に対し自分の夢や願望を無理に実現しようとして、結果CP (厳しい要求)が高くなり、
子供に圧力を与えることになリます。
この結果が「禁止令」や⇒「心理ゲーム」(感情的な混乱を招く)になります。
子供と思いが違うのであれば、交差交流になり、中身に母親の思いが入っていれば、
裏面交流になり、親の思いを密かに忍ばせて子供を育てていくと、将来、子供の人生観と食い違いが出てきます。
(子供の教育プログラムの危険性)
会社の上司と部下の関係で言えば、表面的には相補交流(平行交流)ですが、潜在的には従属関係を強要されているので(大企業、公務員は特に)本音では交差交流です(この矛盾に耐え正常な感覚を抑圧しているACの高い大企業の社員や公務員の生き方)
これが組織的に連鎖していくと、何十年も欠陥品を流し続けることになっています。
これを「自転車マネージメント」(チェ一ンでつながっていて上の思う通りに下が従う)
と言われています。
交流は、個人だけでなく、組織の風土にも関係していることがよくわかります。
専門的になりますが、企業文化が大事と言っても、これが解決(誰が猫の首に鈴をつけるか?)されなければどうにもなりません。
クレーム対応や反抗する人間に対して効果があるのはAではなくNP(母性的)
AC(適応性)と言う説もあります。
男性に尽くす女性、彼女に別れを決断するための説得法、彼女の場合はNP (母性的)が強く、頑固さもあるので、生まれから(占いで)彼女のエゴグラムを推測します。
CP(厳しさ、あるべき論)に該当する数を持っているので、この場合はあるべき姿で説得することによって、彼女の行動を促すことができました。
このように生年月日でエゴグラムの特徴を推測することができますが、実際のエゴグラムでは、本人が書いた場合は、客観性が得られない場合があります。
偏見、思い込み、親からの影響、希望的観測なのです、ときには、逆の結果が出る場合もあります。
したがって単純にエゴグラムを書いたからといって使えるものではありません。
こういう事は、交流分析の講習会では教えません。
それよりも占いで見ると、から見ると、CPが高く、裏面交流がある場合もあります。
また、ないものを見ると、それに該当するエゴグラムか低いと判断できます。
通常は、エゴグラムのパターンのほうに関心が集中しますが、個々の高い低いを見る方が実際的でわかりやすいです。