心理カウンセラーの実態④

「人間関係をよくする方法」の是非

 

いつもライブでN心理カウンセラーが様々なことを話していますが、今回は人間関係、

「これだけ実行すれば人間関係はうまくいく」果たして?

人はコントロールされることを嫌う(心理的リアクタンス)従ってコントロールすること、

例えば、

批判する、文句を言う、攻める、説教する、脅す、交換条件を出す、

でなくて、

よく話を聞く、支援をする、励ます、尊敬する、受容する、スルーしあっている事をよく話あう、

に変えると、関係が良くなる。

(選択理論)

 さらに「嬉しいこと、辛かったこと」の共感関係を作り、

インナーチャイルド(大人でも持っている内なる子供の感情)を満足させる(癒す)

(以上の条件は家庭内で心する人達なら可能性はありますが、)

以上の条件さえできれば、発達障害以外は、誰とでも人間関係が良くなると言う話です。

(発達障害者の場合は、相手に悪気はないので、こちらが理解し対応すればいいことですが、

発達障害の人に対して失礼です)

ただし、片方が努力して3、4ヶ月かかる場合もあるが、努力すれば必ず良くなる。

と言っていますが、

身内の関係で、2人が努力できるならば(できたら理論で、かなり無理があります)

できたと仮定すれば、よくなるでしょうが、

ただし、職場等の他人関係において、果たして同僚、上司関係で平等な関係で、

このやりとりが成立するでしょうか?できません。

人それぞれ性格の悪い癖(感情的、

短気、強気、意地悪な性格、抵抗心理など)を持っている人や、

上下関係があります。

まず、ゆっくり話す場も時間もなく、教育もしていません。できません。

多くの場合、部下同士の人間関係の問題は、上司に伝わっていませんし、

伝えても理解しません。

これらの対処法を知っておかなければ、人間関係を乗り越えることはできません。

すなわち「心理学的理想論」で実践論、実態論が大きく欠けています。

この人は、いつも実践論がな「いパターンです。

素直で純真な相談者ならばいいでしょうが、

こういう実践論からかけ離れた人が、心理カウンセラーをやっています。

欠けているのは、人それぞれの性格、潜在心理の読み取り、これができません。

(心理カウンセラーの最大欠点)

新刊「何回説明しても伝わらないは、なぜ起こるのか?」には、

変えるべきは「言い方」ではなく、相手の心の読み方。

失敗や間違いを認められない理由は?

理解したからこそ間違えるのは、なぜ?

を書いています。