スマホは上の三のマークがメニューです。

カープマンの三角形

カープマン(提唱者の名前)

人間関係の中で繰り返されるパターンを3つの役割に当てはめて

複雑な人間関係の心理、人の行動パターンを理解する。

 

救援者⇔迫害者⇔犠牲者、この関係をトライアングルで示す。

 

3つの役割

救済者

自分は犠牲になっても他人を助けたい、人の面倒を見たい気持ち 

の方が強く、実際は、自信がなく、真の解決まで面倒を見ない。

このタイプは、調停委員や占い師、カウンセラーになりますが、

権威性を求めたり相手の自律性を阻害すれば迫害者になります。

 

迫害者

自分自身が、犠牲者の感情と復讐の動機を持っていて、

被害者の立場で相手を責めたり、攻撃したり、見下すような態度

をとります。

 

犠牲者                                                  

無力感や被害者意識を持ち、助けを求める。しかし、受動的な

立場にいながら、自己否定感が強く、救援者に反発して救援者を

被害者にする。

 

「心理ゲーム」との関係

救援者:「あなたを何とかしたいと思ってるだけなのに」

 

迫害者:「さあ、とっちめてやるぞ」「大騒ぎ」「あら捜し」

「追いつめ」「シュレミール」(間接的攻撃)    

 

犠牲者:「キックミー」「まぬけ」「義足」「苦労性」

 「警官と泥棒」「はい、でも」

 

3つのタイプの対策

救援者

おせっかいしすぎないで相手をある程度ほおっておくようにする。

自分が救援したくなるのは、相手を信頼できていないためで

しっかりと相手を信頼すること。

本当は、自分自身が救われたい気持ちがある事を自覚する。

真に人を助けられるような努力をする。

 

迫害者

自分が攻撃的人間であることを自覚すること。

決して自分を責めず、自分の中にある攻撃したくなる欲求

の裏にある自分の不満や悲しみに気づくこと。

感情が高ぶる状態を意識的にセーブする。

自分の欠点は小さく他人の欠点は大きくとらえたいタイプ。

親の影響があり、親との戦いを他人に向けていることに気づく。

 

犠牲者                               

悲劇のヒロインにならない。

飲食や買い物で自分をごま化さない。

救援者のアドバイスには素直に応じるようにする。

迫害者に対処するには、強さが、必要です。

強さを持っていても自分の強さに気づいてない人も多くいます。

本来明るい性格なのに、それを出せないでいる人もいます。

自分を解放するには「感情の捨て所」が必要です。

強さのない人は、迫害者(親でも)からひたすら逃げる事、

早くから勇気をもって離れる事です。

カープマンの三角形トライアングルの図