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家族療法、機能不全家族の処方箋①~⑧

大人だから大人になっているわけではなく、幼児性を引きづっている者は、多くいます。

子供を産んだから母親になれたわけではなく、子供がいるから育てているだけです。

子供だから幼稚な訳ではなく、大人と同じ思考力を持っている場合もあり、

親がいるから愛されるわけでもありません。

つまり親になり切れていない親に親の愛情や責任を求めても仕方のない事、

夫婦だから愛し愛しあえる訳でもなく、求めるだけの者もいます。

男になり切れてない夫に、夫の役割を求めても仕方のないこと。

男っぽい女性に、女性性格を求めても仕方のない事。

家族だから、兄弟だから、愛しあえる仲とは限りません。

大学を出たから仕事ができるわけでもなく上場企業の部長だから幼児レベルのしつけができてる訳わけでもなく、成人したから、美人だから恋ができるわけでもなく「ない袖は振れない」ものと、理解する方が現実的です。

理想という幻影に翻弄されるか現実を直視するか、問題があるなら直視する方が楽です。

これ等を「切ない」と思っている人は、解決できません。

これが「機能不全家族」の処方箋です。

これ等の原因は何か?すぐに見極めが出来なければカウンセリングはとん挫するか、時間稼ぎになります。これがカウンセラーに求められる能力です。

大学院まで登りつけても学校ばかり行っていて、これらのことを理解できますか?

いきなり大きな組織で年上の人生経験豊富な人たちを相手に対応できますか?

 

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