家族療法、家族の現実

本来、家庭は安全地帯、補給基地の

はずですが...

そうはいかない現実が多々あります。

相談者の問題は、本人自体の問題だけではなく、家族という環境下の中での本人で、

例えば、薬物依存の対応策では、

まず、家族から入院させる病院もあるくらいです。

 

「子供の態度は家庭そのもの」です。

「その家庭を知りたかったら子供を観察すればすぐわかります」

(ジョセフ・マーフィー)

 

問題は、育てた親でさえ気づいていない場合が大半です。

メールで鑑定して、会った事もない、お子さんの過去の状態まで

「お宅の子供さんは、こんなことありませんでしたか?」と聞いて初めて、

「そういえばそんなことがありました」という状態です。

何もスケールを持っていないカウンセラーでは子供を見ても何も、わかりません。

まして、親やそれ以外の親族に問題があるなどという事は、勿論わかりません。

 

「家族を思って心和む人、胸の痛む人、それは、ちょうど半々だと私は考える。力を得る人、失う人、それも半々だと思う。

親孝行、兄弟思いの美談は、数限りなくあるが、それと同じ数だけ親殺し、兄弟殺しの話が、

『聖書』の昔からある。

家族というものは、いつもこの半々の危うさの上に揺れながら、それも激しく揺れながら立っているものだ」(久世光彦)

 

家族関係には、ひどい現実があります。

占いの鑑定では、それらを即、推測、特定できます。

これに対応するには、兄弟、姉妹、祖父、祖母、姑、舅まで知らなければなりません。

そうする事により初めて、家族環境の因果関係が、わかります。

いくら傾聴しても相談者のみの情報では、潜在的な問題までは、絶対わかりません。

ひどい親といった場合でも、その対応策は何かは、性格まで知る必要がありますが、

 

並のカウンセラー手法では、知る由もありません。

 

こういう場合は、旧来の家族関係から脱し、精神的にも経済的にも、自分で独立し新しい家庭を築くしかありません。

占いを活用すれば、こういう判定を、1回面接で行えます。

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