心理カウンセリングセミナーの実態①

10万円もするセミナーの実態です。

講師は、某有名講師です。

内容の中で取り上げたのは、現実に摂食障害を乗り越えた女性の話ですが…

相談者の悩みは、カウンセリングの仕事をしているけど知識、経験も不十分であると言う事、

「何をやっても中途半端」と訴えていますが、講師であるカウンセラー役が何回聞いても具体的には言いません。

結局、カウンセラー役は、このこと(主訴)に関して何も方向付けはしませんでした。

カウンセラー役は、話を聞いただけ、相談者は、同じことを3回も繰り返していますが、

ただ「それで、どうしたの ?」と言う程度の受け答えしかしません。

最終的には声を出して泣くことですっきりしたみたいです。

結局「がんばります」で終わっただけです。

こういうセミナーに参加するとワークショップなので人前であるし、講座に協力しなければという

潜在意識が働いて、協力的になります。

つまり「セミナーのテーブル」に乗ったという事です。

その場に参加した人は「泣きの場面」で、感動したと言う程度の反応で、みんな意識レベルが低すぎると私は感じました。

こういう事で感動するのは単なる素人、相談者は悲しいから泣くのでなくて、単なる感情放出です。

これがわからなければカウンセラーは務まりません。

問題は、最初の相談である「何をやっても中途半端である」と言う事は、何も解決していません。

私が参考になったのは、相談者が摂食障害を止めれたときの理由、摂食障害は、自分に対するブレーキ、結果、自分いじめ。

相談者が抑制していた事を放った時によくなっています。

でも、この視点に気づいた者は、1人もいません。

カウンセラー役の講師も何も言いません。

大事なことについて何も言わない。ということは、講師としてセミナーの専売特許を持っているだけで、

それ以外の能力はないということです。

この相談者は、摂食障害の経験が10年もあり、様々なセラピーを受けた経験があるのにもかかわらず、これからは「ダイエットの仕事」をしたいと言っています。

結局、

また中途半端になる可能性は大です。

東京で高い受講料払って中身は、こんなものです。

講師の解説も中途半端で、参加者の質問に不十分な答えしかしていません。

東京だから、こんな講座でも人が集まるというだけで、レベルが高いと言う事は決してありません!

私のこれまでの経験からも明確です。

⇒カウンセリングセミナーの実態②